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2016-09-21

桜の柄の着物を着るのは「野暮」です

和柄トールペイントのクラスで、
生徒さんの着付けの先生方からは
教えていただくことがたくさんあります。

今日は、10月にあるお着物のパーティーに向けて
いくつか帯留めを作ってみたいと
ワイワイ言いながらレッスンしました。

着物の世界では必ず季節を先取りするのだそう。

まあ、「先取り」というのはわかる気がしますが、
その「先取り」が半端ない。

桜が咲いたら「桜の柄は着ない」のだそうですよ。

「早く桜が咲かないかな〜」と
桜の開花を心待ちにする、
その短い期間に桜の着物や帯をつけるのだそうです。

そして、一旦桜が咲いたら
自然の美しさには所詮かなわないので、
桜の下で桜の柄を着ないのです。

間違って着ちゃったら
「あら〜、野暮ねぇ」
と言われるのだそうです。

厳しい〜〜!

でも、桜は1年中着けていい柄って教わったのですが・・・

そう、桜は日本を象徴する柄なので、
本来は1年中着用できます。

それじゃあ、
開花の直前しか着れない桜って
どんな桜???

それは、
「枝のついた桜」だそうです。

img_0634

枝つきの写実的な桜は
開花直前のほんの1ヶ月くらいしか
着けてはいけないのだそうですよ。

桜の柄を1年中楽しみながらも、
ある一定の厳しいルールをもって
桜の柄を制するという
日本人の趣の深さを知りました。

同様に、
秋の七草にある「萩」や「桔梗」は
まさに「秋」の柄ですよね。

なので、着物を着る時期は、
秋を先取りした「盛夏」の時期なんです。

夏の着物に秋の模様なんて〜
と思うかもしれませんが、
そういえば母の夏の着物に
桔梗が描かれているのを見たことがあります。

それこそが「粋」で、
ルールを知らないで着てしまうのは
「野暮」なんですね。

私なんかが着物を着たら、
「野暮」のオンパレードですね〜。

でも、そんなルールを気にしていたら
着れる着物もなくなっちゃう!

ですから、知っていることが大切で、
「野暮ですが〜」と言って
好きな着物を着て楽しむのがいいですね!

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